マリンワールド海の中道
Marine World Uminonakamichi
マリンワールド海の中道(マリンワールドうみのなかみち)は、福岡県福岡市東区にある水族館である。正式名称は「海の中道海洋生態科学館」。運営会社の株式会社海の中道海洋生態科学館は西鉄グループの企業である。
1989年4月に開館し、1995年4月に改装・増築された。「対馬暖流」をテーマに熱帯から温帯、寒帯の魚350種類20,000点を暮らしぶりそのままに見ることができる。館内には、魚類の他にイルカ、ゴマフアザラシ、ラッコ、ウミガメなどが展示されている。イルカ・アシカショーや巨大なシロワニが泳ぐパノラマ大水槽が目玉である。2000年より夏休み期間を中心に夜間営業を行っている。1994年に博多湾に漂着したメガマウス(メス)のホルマリン標本が展示されている。
建物は「海の中道」と呼ばれる砂州に位置し、国営海の中道海浜公園と隣接している。周辺を海と公園に囲まれているため、福岡市内ではあるが市街地の喧騒から離れた自然豊かな環境にある。貝殻をモチーフとした建物は半円形のデザインで、ワイヤーで固定されたテント型屋根の特徴的な外観である。マスコットキャラクターはメガマウスをモチーフとした「メガトット」。キャラクターデザインはカールおじさんをデザインしたひこねのりおである。
【教育・研究】
「水族館は教育施設である。」という理念の下、開館以来教育・研究活動に力を入れている。映像・音響機器を多用して展示や解説の充実を図る一方、館内外における体験学習プログラムや出張講話も積極的に行っている。近年では平成14年度から全国の小中学校に導入された「総合的な学習の時間」を利用し、水族館と学校をテレビ電話やインターネット回線で結んだ「遠隔授業」を行ったり、携帯電話やPDAを活用した学習環境を整備するなど「水族館の情報化」を推進している。
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観光スポット詳細
- 電話番号
- 092-603-0400
- 住所
- 〒811-0321 福岡市東区大字西戸崎18番28号
- 営業時間
- ・通常:9:30~17:30(16:30) ・7/19~8/31:9:00~21:30(20:30) ・12/1~2月末:10:00~17:00(16:00)
- お休み
- 2月第1月曜とその翌日
- 料金
- ・大人:2,100円
・中学生:1,150円
・小学生:800円
・幼児(4歳以上):550円
※団体割引あり
- 最寄駅
- 岡山電軌清輝橋線「郵便局前駅」
- 交通アクセス
- 岡山電軌清輝橋線「郵便局前駅」よりバスで約30分、マリンワールド前下車後徒歩で約3分