院内町の石橋群
Ishibashi group of hospital-cho
出典:函館市公式観光情報サイト
本項では、大分県宇佐市院内町にある石橋について説明する。
大分県宇佐市院内町(旧宇佐郡院内町)には、町内を南北に流れる駅館川水系の恵良川とその支流に合計74基(75基とする資料もある)の石橋が架けられており(うち、60基ほどが石造アーチ橋とされる)、「日本一の石橋の町」と呼ばれることもある。
院内町に石橋が多いのは、急峻な谷に集落が点在している上、川の流れが急なため木橋では大雨などで流失してしまうからであるといわれる。また、良質な石が産出されること、および傾斜地に段々畑を造成し灌漑を行うための石垣や水路を築く石工技術が発達していたことも、多数の石橋の建設を可能とした要因であるとされている。優れた技術を持って多数の石橋を施工した石工としては、松田新之助などが知られている。さらに、川の両岸が侵食で形成された渓谷の岩盤で石橋を支える耐力を有しており、加工が容易な凝灰岩が豊富であるという地形上の利点もあった。
院内町の石橋の歴史は比較的新しく、江戸時代末期から昭和初期にかけて造られたものである。
国道387号沿いにある道の駅いんないには、石橋のパンフレットが備え付けられている。
【文化財の指定・登録を受けた石橋】
国の登録有形文化財
・両合川橋
・橋詰水路橋
・鷹岩橋
・水雲橋
・櫛野橋
・中島橋
・念仏橋
大分県指定有形文化財
・鳥居橋
・御沓橋
宇佐市指定有形文化財
・荒瀬橋
・富士見橋
・分寺橋
・打上橋
・西光寺橋
・一の橋
・久地橋
・飯塚橋
・宮の瀬橋
・御仮屋橋
この記事は、クリエイティブ・コモンズ・表示・継承ライセンス3.0のもとで公表された
ウィキペディアの項目「院内町の石橋」を素材として二次利用しています。
観光スポット詳細
- 住所
- 〒872-0453 大分県宇佐市院内町副1328
- 営業時間
- 無し
- お休み
- 年中無休
- 料金
- 無料
- 最寄駅
- JR日豊本線「宇佐駅」
- 交通アクセス
- JR日豊本線「宇佐駅」から車で30分