河童橋(かっぱばし)
Kappa Bridge
河童橋(かっぱばし)とは、長野県松本市安曇上高地の梓川に架かる木製の吊橋。
1891年(明治24年)に初めて橋が架けられた。全長37m、幅3.1m、長さ36.6mのカラマツ製の橋。中部山岳国立公園内の標高約1,500mに位置する。この橋から穂高岳、焼岳などの山々を望むことができる。上高地を象徴するのシンボルの一つである。毎年4月27日にアルペンホルンの演奏と共に橋の袂で『上高地開山祭』が開催されている。11月15日には、『上高地閉山祭』が開催されている。ケショウヤナギの巨木が周辺の河畔に群生している。
橋は過去に4回架け替えられており、それぞれ1代目、2代目、3代目、4代目、5代目(現在)とある。
【名前の由来】
河童橋という名前の由来には諸説あり、
・昔ここに、河童が住みそうな深い淵があったため。
・まだ橋のなかった時代、衣類を頭に乗せて川を渡った人々が河童に似ていたから。
などがある。
1927年、芥川龍之介が小説『河童』の中で、上高地と河童橋を登場させたこと(および芥川が同年に自殺したこと)でより有名になった。
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観光スポット詳細
- 電話番号
- 0263-94-2221
- 住所
- 〒390-1516 長野県松本市安曇上高地
- 営業時間
- 常時
- お休み
- 年中無休
- 最寄駅
- JR「鍋平高原駅」
- 交通アクセス
- JR「鍋平高原駅」よりタクシーで約15分