鶴岡八幡宮(つるがおかはちまんぐう)
Tsuruoka Hachiman
鶴岡八幡宮(つるがおかはちまんぐう)は、神奈川県鎌倉市にある神社。旧社格は国幣中社で、現在は神社本庁の別表神社。
別称として鎌倉八幡宮とも呼ばれる。武家源氏、鎌倉武士の守護神。鎌倉初代将軍源頼朝ゆかりの神社として全国の八幡社の中では知名度が高く、近年では三大八幡宮の一社に入ることがある。境内は国の史跡に指定されている。
【祭神】
現在の祭神は以下の3柱。「八幡神」と総称される。
・応神天皇 (おうじんてんのう) – 第15代天皇
・比売神 (ひめがみ)
・神功皇后 (じんぐうこうごう) – 第14代仲哀天皇の妃、応神天皇の母
【境内】
本宮(上宮)は文政11年(1828年)に徳川家斉が再建した流権現造で、国の重要文化財に指定されている。本宮は大石段上にある。大石段は61段あり、登りきると桜門、その奥に拝殿とつながった本宮がある。石段下にある舞殿は、「下拝殿」ともいう。前面にある建築物は21世紀に入ってから増築されたもので、当初は朱塗りではなく白木造りであった。
また境内には「源平池」として、北条政子が掘らせたと伝わる池がある。源氏池には島が3つ、平家池には島が4つ浮かび、それぞれ産と死を表すという。源氏池の島には旗上弁天社がある。源平池には横切るように石造の橋が架けられ「太鼓橋」と称される。創建当時は木造で、朱塗りだったため「赤橋」と呼ばれた。北条氏の庶流・赤橋家の苗字はこの橋の名称に由来する。現在は柵で締め切られているが昭和時代までは自由に通行可能で、橋上は記念撮影のスポットとして良く使われていた。
なお、源頼朝の求めに応じて舞った静御前が源義経を慕う次の歌を詠んだとされるが、当時はまだ舞殿は建立されておらず、若宮社殿の回廊で舞ったとされている。
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観光スポット詳細
- 電話番号
- 0467-22-0315
- FAX番号
- 0467-22-4667
- 住所
- 〒248-8588 神奈川県鎌倉市雪ノ下2丁目1-31
- 営業時間
- 通年:6:00~20:30
- お休み
- 年中無休
- 最寄駅
- JR「鎌倉駅」
- 交通アクセス
- JR「鎌倉駅」より徒歩で約10分